ゲーム依存と認知行動療法


当室では、ゲーム依存(ゲーム障害)の認知行動療法もあつかっております。ポイントは「減ゲーム」です。依存については原則、関わらせないことが重要です。お酒なら断酒、ゲームなら禁ゲームとなります。ゲーム依存治療の難しさは、ご家族や周囲はその気でも、本人がその気ではないことが多い点です。また、本人はその気でも、行動をうまくコントロールできないことも多いです。ゲームを一生取り上げられるのではないかという本人の不安も、治療の足かせとなります。今の時代、スマートフォンをはじめ各種電子機器が氾濫しており、すべてを断つのは難しい現状です。

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一方で、お酒の世界では、量を減らして、社会生活とうまく両立をしている方も多くいます。これはお酒の量を減らすことで、健康状態が改善をする、家族の関係がよくなる、仕事がうまくいく等々を実感できているからです。また、近年では、軽度のアルコール依存については「減酒」という治療法もスタートしています。
NHK: きょうの健康 https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1347.html


当室では独自のワークシートを用いて、
・ゲーム行動とそれに紐づいた問題の洗い出しをいたします(行動分析)。
・ゲームを減らすことで生じる利点と具体的な行動を一緒に考えます(行動変容)。
・適切なゲーム量と社会生活との向き合い方を見つけます(認知の変容)。
「減ゲーム」を目指すことで、ご本人の改善意欲の継続と社会適応を目指します。早い方は翌週から、ゲーム依存の影響をうけていた学校の遅刻・欠席が0になった実績があります。

※本治療法は、データを匿名化し、学会発表をさせていただくことがあります。事前にお声がけをさせていただきますので、研究協力のご検討をお願いいたします。

※強い身体障害を併発し入院治療を要している方は扱いませんのでご注意ください。多くの医療機関が禁ゲームを推奨しているのは、最重度の依存症治療の原則に則った適切な対応をしているからです。


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