2021年にWISC-V日本版が発行されました。各種の国家資格試験対策用にご参考下さい。
| 指標レベル | 合成得点(略称) |
| FSIQ (全般的な知能を表す) | FSIQ(FSIQ) |
| 主要指標 (特定の認知領域の知的機能を表す) | ・言語理解指標(VCI)(類似・単語) ・視空間指標(VSI) (積木模様・パズル) ・流動性推理指標(FRI) (行列推理・バランス) ・ワーキングメモリー指標(WMI) (数唱・絵のスパン) ・処理速度指標(PSI) (符号・記号探し) |
| 補助指標 (子どもの認知能力やWISC-Vの成績について付加的な情報を提供する) | ・量的推理指標(QRI) (バランス・算数) ・聴覚ワーキングメモリー (AWMI)(数唱・語音数列) ・非言語性能力指標(NVI) (積木模様・行列推理・符号・バランス・パズル・絵のスパン) ・ 一般知的能力指標(GAI)(積木模様・類似・行列推理・単語・バランス) ・認知熟達度指標(CPI)(数唱・符号・絵のスパン・記号探し) |
ポイント
・適用年齢:5歳0カ月~16歳11カ月 (WISC-IVと同じ)
・検査の構成が変わる。WISC-Vの解釈は、FSIQ、主要指標、補助指標の3つの指標レベルで行う。
・FSIQを含め11の合成得点が算出できる。
・WISC-IVの知覚推理指標がなくなり、視空間指標と流動性推理指標に置き換えられる。
・下位検査は全部で16あり、主要下位検査(10)と二次下位検査(6)の2つのカテゴリーに分類される。
・新しい下位検査として「バランス」「パズル」「絵のスパン」が、「数唱」の課題に「数唱:数整列」が加わる。また、WISC-IVではあった「語の推理」と「絵の完成」はなくなる。
問題例
WISC-Ⅴの主要指標でないのはどれか
- 言語理解
- 知覚推理
- 処理速度
- 視空間
- ワーキングメモリー
答え:2
謝辞:日本文化科学社、サクセスベル社のHPから概要引用。指標レベルごとの下位検査、問題例は筆者が実物を参照して作成。
